月並書店業務日誌

店主が日々のことをあれこれと綴るブログです。入荷情報や書評、レア情報などをお届けします。なるべく週一回更新!

2016年11月21日

ラクをするために考えてみた結果

カテゴリー:日常

古本屋さんの仕事とは以外に注意力と集中力が必要な仕事です、
買取中にえっこれ全部磨くの?
といった会話も偶にありますが買い取らせて貰った物を全部検品、
当店はネット販売なので本の状態まで一冊一冊細かに書き出していきます
100冊で売上20、000円の本も100、000円の本も使う注意力や仕事量はさほど変わりませんが
人の集中力は限り有るもの、
理想はキズや書き込みなどの見落としが無いこと前提でルーティンワークに落とし込み60%-70%で流す
しても実際手に届いた本は十分清掃が出来ていて不快感の無いものも目指すのですが
書き込みが有ったりする場合、その買取分は
一気に書き込み警戒アラートが発動して一気に集中力を消耗します。

=集中力は有限=

ということで今回は発送時の机周りを見直し、今までは専用ではない机で発送していましたが
事務所の整理で壁面に空きスペースが出来たので発送机を置いてみました。
ポイントはラック、天井に対して突っ張り棒をあてる方法で壁面収納が可能に
机上の収納だと机の幅に対して置ける収納棚が限定されたり、
手元に棚の足が邪魔になったりするけど、
これだとそれが無く非常に快適
壁面に包材が収まるのでストックにすぐ取り出せたりして業務効率が向上。

あれこれ採寸して、様々な案を検討した労力が結構有ったのは仕方なしか
予算はラック19,356円+備品数百円で設置出来ました。

これで数年は大丈夫そうです。
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